主にサイングラフィックス（広告看板）制作会社や各種製造メーカー等への当社製品（産業用大判インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、フルカラー3Dプリンタ等）の提案営業をご担当いただきます。

業界毎の市場調査から製品企画、製品活用提案まで、メーカーならではのマーケティング要素もある営業をご担当いただきます。

セールスの職務はまず自社/他社の製品を学習することから始まります。先輩との同行営業を重ねていただき、顧客課題を先輩と共に（時には任されながら）お客様へフィードバックしていきます。

当然、対面での営業となるためトークスキルを磨くことは大切な職務です。プリントサンプルの作成で自然とイラストレーターやフォトショップのスキルが身につくのも当社ならでは。納品の立会いや展示会への参加、販社への同行など様々なシーンにおいて先輩から学んでいただくことができるのも、当社セールス（販売/営業）の特長です。

製品学習においては、マニュアルを読むだけではなく当社の製品を実際に使用した「ユーザーとしての感覚」が求められます。顧客の課題に真摯に向き合い、時には製品の販売を見送る決断もいとわない、顧客からの信頼を第一に考えた営業を心がけています。

また、お客様のニーズを営業エリアごとに積極化するための特徴的な取り組みとして、「ミニ展」があります。ミニ展とは複数社が参画する様な大規模な展示会と異なり、ミマキ単独で行う小規模なプライベート展示会のことで、お客様との対話を通じて具体的な提案活動につなげています。ローカルに「見て、触って、実感いただくプロモーション」は地道な営業手法と取られますが、お客様との強い信頼関係を築き、市場の情報や潜在ニーズ、あるいはそのヒントを掴む意味でも非常に重要だと考えています。

さらに、納品についてはセールス担当が主導し、設置場所の下見に始まり配送やカスタマーエンジニア（保守）との連携、セットアップなどの「段取り」がものを言うシーンです。

セールス担当として製品をご注文頂いた際の喜びはひとしおですが、何よりも当社の製品を販売することで「お客様が儲かる」ということが全てに勝るやりがいです。

また、顧客からの「これができたら助かる！」や「こんなことできないか？」といった声に対して、プリントのデモなどを通じて驚く姿を見たり、説明にご納得いただくことも喜びを感じる瞬間です。

開発と営業の距離が近いのも、当社セールスのやりがいであると言えます。当然、クレームや改善要望はありますが、それらを「FT（フィールドトラブル/報告書）」としてしっかりと開発者へフィードバックすることで、より良い製品開発とその先の顧客満足につながると信じ、日々の業務にあたっています。

当社のセールスで必要なスキルは主に3つ挙げられます。「自社製品に興味を持って接すること」「会話の中で商談相手の意図を汲み取ること」「市場分析と自身の興味関心から提案に結びつけること」。

自社製品の操作は専門知識がなくても覚えることができます。大切なことは自身が自社製品に興味を持ったうえで、様々な使用方法を身につけることです。マニュアルどおりに印刷することは容易いですが、そこからのプラスαの提案ができることで、お客様から驚きや信頼を得ることにつながります。

また、大切なこととして商談相手の意図を会話の中から汲み取り、ときには的確に相手に質問を投げかけて「聞く力」が大切になります。ときには買うか/買わないか、なぜ買わないか？（購入するための障害は何か？）を的確に聞き取ることで、信頼ある提案に繋がります。

そして当社では「地域密着営業」を掲げ世界的な営業展開を実施しております。自身が担当している地域産業や経済状況やイベント、気候風土や人柄など、様々な観点から分析をすることが必要です。視野を広く持ち日常の中から様々な見聞を持つことが求められます。