小さい頃、将来なりたい職業は消防士でした。人助けがしたかったからです。大きくなってからは消防士でなくても人助けができるのではと考えるようになりました。自分がつくった製品が違う製品を生みビジネスになる。そして、その製品を手にした世の中の人たちがハッピーになる。これは、ある種の人助けだと思います。給料をもらいながら人助けができるのは幸せです。
大学に入る前に長野の高専に在学していたのですが、工場見学で見た、とてつもなく大きなプリンタに感動しました。その時から、ミマキの製品開発に自分が学んだ技術を活かしたいと考えていました。また、3Dプリンタは大学の研究室でも使っていましたが、ミマキの開発したフルカラーの3Dプリンタにも感動し、革新的な製品をリリースし続けるミマキに惚れ込みました。
ミマキのRasterLinkというソフトウェアの再構築設計や実装をやっています。RasterLinkとは、印刷したいデザインを、パソコンからミマキのプリンタへ送るためのソフトウェアです。今後のバージョンアップ等の拡張性を考えて、ソフトウェアの構造を作り直す作業をしています。
研修の時に組み立ての教育がありました。自分はソフトウェアの人間ですからハードウェアは不慣れです。例えば組み立てではこのような決まりがありました。「ネジの締め付け具合は何ニュートンの力加減で。」等。ソフトウェアとはまた異なる視点で、ハードウェアにはハードウェアの奥深さがあり、ハードを知ってソフトを考えることが大切だとわかりました。
入社前の研修でビジネスマナーの教育を受けました。名刺の出し方、電話の受け応え、ビジネスメールの書き方など、これは大学では学べないことですから。
大学院での研究は、ひとつのテーマをほとんどひとりでやっていたので、チームワークは苦手です。会社ではチームワークが基本ですから、いまは仕事をしながらチームワークを身に付けています。周りの方々も協力的ですので助かっています。
わたしは将来、これまでミマキになかったような製品や機能を開発したいと思っています。わたしたちと一緒に新たな製品をつくりましょう。
MR(複合現実)などを使った新しい機能やサービスを実現できていればと思います。まだ開発途上のAIの活用も本格的にやっているのではないでしょうか。最先端のモノづくりをしていたいと思っています。
ガジェット
ほとんど毎日、新しいガジェットのニュースを見ています。ガジェットに興味をもったのは中学校の頃。夢中になっていた従弟にいろいろなモノを紹介されたのがきっかけです。新機能が追加されただとか、新しいデバイスが出たとか、常に最新の情報をチェックしています。いまの進化は急速なので、置いていかれないように記事を追いかける日々です。
スポーツ
サッカー、バスケットボール、バドミントン、バレーなど、野球以外のスポーツはほとんどできます。マレーシアの小学校では、いろいろなスポーツが体験できるようになっているからです。いまではバスケットボールとバドミントンぐらいしかやっていませんが、こちらに来てからウィンタースポーツをやっています。スノーボードですが、これは長野ならではのこと。マレーシアではできないことですからね。
料理
日本に来てから、故郷の味が恋しくてマレーシア風の料理をつくるようになりました。“風”なのは、ほんとうのマレーシア料理じゃないからです。似ているけれど、すべて自分で考え出したレシピです。スパイスなど、こちらで調達できない食材はネット注文しています。試行錯誤してつくった自分だけの味。以前、会社でバーベキューをした時、わたしがつくったカレーが意外に好評だったのでとても嬉しかったです。
※所属、業務内容は取材時点での内容となります。
自分でつくったものが実際に動く。なにかモノを創造したい方にはピッタリだと思います。
年齢関係なくチャレンジすることが出来る会社だと思います。
作業者ではなく技術者として働いていきたい方に良い仕事だと思います。
革新的なプリンター、インク技術やソフトウェアの設計を通じて、顧客の多様なニーズに応える製品づくりに挑戦しています。
顧客の課題に寄り添い、最適な製品とソリューションを提案。国内外で信頼を築き、当社の価値を広げます。
様々な国に対し生産ラインを設け、当社の技術や価値を市場に届けています。
人事や総務、経理など企業の舵取りとも言える業務を通じて、社員が安心して働ける環境を整え、会社の基盤を支えます。